現場の第一線で活躍するアートディレクターが自らの言葉で語るデザインのプロセス。
登場するのは、青木克憲さん、石岡瑛子さん、副田高行さん、仲條正義さん、宮田識さん、松永真さん、原研哉さん、平野敬子さん、水野学(good design company)さん、佐野研二郎さん、森本千絵さん、谷口広樹さんの12名。表層的ではない、デザインの源が、この本には詰まっています。
◇柏木 博
ものづくりの現場を読む
◇永井一正
時代を背負いながら疾走するデザイナー達
◆青木克憲
わかりにくいものをわかりやすく、
わかりやすくしたものを深く考えて、
深く考えたものを明るく表現して、
明るく表現したものをまじめに伝える
青木克憲の制作プロセスの考え方
◆石岡瑛子
『石岡瑛子 風姿花伝』
PARCO Campaing Poster
PARCO TV CF
ISSEY MIYAKE Fashion Show
Apocalypse Now
L'Innocente
野性時代
映画「ドラキュラ」
◆副田高行
方法論をぶっとばす自由な広告表現
サントリー、ナマ樽、朝日新聞、トヨタ、エコプロジェクト、
サントリー、オールド、ANA、ニューヨークへ、行こう、
シャープ液晶テレビ、アクオス、トンボ鉛筆
◆仲條正義
頭がからっぽだと、何かが入りやすい。
「仲條のフジのヤマイ」
古美術収集を結実させた細見美術館のVI
◆宮田 識
企業とじっくり取り組んだデザイン
宮田さんは、その昔、日本人が
かっこよかった頃の、日本人というカンジですか。
宮田識のディレクション
仕事の作法
ドラフト発信
GとPのあいだ
PHILOSOPHY
◆松永 真
確信を持ったことは貫き通すべきだ
スコッティ
宝のカンチューハイ
高岡市とメタルフリークス
資生堂UNO
ジタン・ブロンド
ベネッセコーポレーション VI計画
JAGDAポスター展 JAPAN 2001
HIROSHIMA APPEALS 2007
People & paper 2001
◆原 研哉
「地平線」と「家」のロケーション
地平線/ボリビア・ウユニ塩湖
地平線/モンゴル・マルハ・平原
家/カメルーン北部
家/モロッコ
◆平野敬子
デザインの態度と具体
行動をデザインするF702iD所作
究極の「白」を目指して ルミネッセンスの開発
公共機関のシンボル ―東京国立近代美術館のシンボルマークとVI計画
デザインの歴史を俯瞰する「時代のアイコン」展
◆水野 学
デザインで”よくすること”を目指して
経営者の右脳として戦略から企てる
3本線と903で勝利をつかむ
『SCHOOL OF DESIGN』
質の高いデザインで、より多くの「喜び」も生み出していきたい
◆佐野研二郎
柔軟な発想と旺盛な好奇心
〈佐野研二郎 ギンザ・サローネ〉佐藤可士和×佐野研二郎
◆森本千絵
「生きてくために何かを生み出してるって感じ」
わかっているのか わかっていないのか わからない子ども
人間らしい欲望があったほうがいい
◆谷口広樹
お猿の仕事
お猿の眼差しで考えること
遠回りすること
日本にいかれた猿が思うこと |